第二回 新アリーナへの期待とヴェルカの今後
田河 |
新アリーナのこだわりポイントを教えてもらえますか? |
岩下 |
長崎スタジアムシティのアリーナは、メインとなるのはヴェルカでありそれが主人公だから、規模こそ大きくはないものの圧倒的一体感とか迫力とかの演出を作れると思っている。さらに、そこにどんな選手がいるのか、ヴェルカがどんな演出コンテンツを用意するのか。双方の掛け算ができるのかポイントだと思うね! |
伊藤 |
一試合だけ、健滋朗にお願いしてヘッドコーチさせてもらえないかな(笑)一試合だけ…もう1Qだけでいいから(笑) |
伊藤 |
でも夢ですよ!ここでプレーできるのも、コーチできるのも、夢ですよね!
質問なんですけど、ビジョンはどうなんですか?
|
岩下 |
アリーナの設備やビジョンとかは、一回見て「わーすごい!」と思った後に、果たしてその反応が何試合が続くかが大事だと思っていて。だから常にやれることはやりながらそれと同時に毎シーズン何か新しいハードがオンされていくような形で3年、5年って楽しめるように新鮮にしないといけないなと思っている。 |
伊藤 |
でもビジョンって、そんなにオンできるものなんですか? |
岩下 |
できるできる!例えば、4面ビジョンにリング系を追加したりとか、背面にも新しいビジョンを追加したりとか、進化系をたどっていけるような仕様にした方が、長く楽しめるんじゃないかと思っている。 |
伊藤 |
なるほどですね!やっぱりビジョンは大事ですよね! |
田河 |
その他にも、ゴール裏の通路が真ん中にきれいに作られているのは、こだわりポイントかなと思いますね。 |
▶エキサイティングヴェルカB席3F(ホームベンチ側) 視界が遮られるゴールの裏に通路を配置することで座席数の確保と利便性の両立を叶えている
伊藤 |
ちなみに、他のアリーナを見てもう少し規模を大きくすればよかったと考えなかったんですか? |
岩下 |
平均的に満員を達成した時に、もう少しキャパ欲しかったねって後悔したい。後悔させてほしい。ちょっと箱小さいっすよって言ってほしい。(笑) |
田河 |
改めてこの新アリーナの可能性を実感して、夢が詰まっているアリーナだと思うのですが、それと同時に長崎ヴェルカも第二期に入っていきます。この先にある長崎ヴェルカはどうあるべきかをクラブ側と長崎スタジアムシティ側とで話していただきたいと思います。 |
岩下 |
先日、エキサイティングヴェルカシートとエキサイティングシートという座席を発表したんだけど、普通だとプレミアムヴェルカシートとかヴェルカシートとかを第一弾で発表するんじゃないかと思う。でも、このシーズン終盤戦でブースターも声が出せるようになって、だんだん「塊」とか「集団」が生み出す力はすごいなと思って。もちろんバスケ好きの人たちっていうのは、この席での楽しみ方を知っているから、すごいカメラを持っている人達がいたりするよね。その一方で、もうすこしライトな人たちでもヴェルカを応援してみたいと思ってもらえたら、あのゴール裏の迫力はすごいだろうなと思ってる。 |
田河 |
たしかに、ゴール裏は迫力満点の席ですよねー! |
岩下 |
だからこそ、エキサイティングヴェルカシートっていう席名にもしたし、そういう座席から公開することはそんなメッセージも込めた。ゴール裏席に対するチームのパフォーマンスももっと考えたらいいだろうなとも思う。サッカーだとゴールを決めたらゴール裏に行ってパフォーマンスをするのと同じように、意識的に間接的なコミュニケーションがリアルタイムでできたらいいだろうなとも感じるね。田河が第二期って言ったけど、ファンもブースターも選手もチームもこれから第三期、第四期って続くと思うから一緒に成長していって、本場のNBAからなんか長崎すげえなって言われるような世界観を作っていきたい。 |
伊藤 |
いいですね!もともと、最初のチーム作りっていうのが、長崎スタジアムシティで成功させる為かつ、地域創生を目的としたチームだったので、今までは素晴らしい魅力のあるチームという基礎を固めてきた。次はファン、ブースターも一緒になってヴェルカの世界観を作っていきたいですね!想像は膨らむし、本当に待ち遠しいですよね!スタッフもそうですし、コーチも選手も楽しみにしているのでここで最高のエンターテインメントを見ていただけるようにヴェルカとしても頑張っていきたいと思います。 |
想いを込めた新アリーナのエキサイティングヴェルカシートの詳細はこちら!
席種公開第二弾!の詳細はこちらから!
(対談は第三回に続きます。クラブハウスについて、また3人が大はしゃぎします!)