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伊藤拓摩
1982年　三重県鈴鹿市出身
2015年アルバルク東京初代HCに就任。2020年長崎スタジアムシティプロジェクトなど、長期のビジョンに共感し長崎ヴェルカに加入。
2021-22シーズンよりGM兼ヘッドコーチに就任。2022-23シーズンより社長兼GMに就任。
岩下英樹
1981年生　長崎県佐世保市出身
2006年ジャパネットたかた入社。2020年リージョナルクリエーション長崎取締役、長崎ヴェルカ社長に就任。2022年V・ファーレン長崎社長に就任（長崎ヴェルカ社長兼任）。2023年リージョナルクリエーション長崎社長に就任。

第三回　選手もファンも楽しめる理想のクラブハウス

田河
佐賀のロッカールームに入って思ったんですが、選手にとっての魅力はクラブハウスだと感じました。
伊藤
やっぱり、選手が惹かれるのはこれですよ…！
田河
これ、実は選手に細かく聞き取りを行ったんです！当初はロッカーのくぼんでいるところに座ることがスタンダードなんですが、NBAとかの事例を研究していく中で、そこには実は座らず、手前に椅子を置いて、くぼんでいるところには荷物を置くことが分かった。
岩下
これ、拓磨の席作らなくていい？レジェンド席！
伊藤
いやいや！（笑）
田河
これはシアター部屋ですか！※シアタールームのパースを見せながら
伊藤
これいいですよね！選手は、こういう場所に魅力を感じるので最高ですね！
田河
日々使用しているロッカールームが試合の日のホーム側のロッカーになる二面使いは国内初なんじゃないかな。何がいいかって、一番マネージャー陣が喜んでいて、ベンチに持っていく荷物が少なくて済む。お客さんにとってもベンチ裏がすっきりしているので、ベンチ裏の席が見やすい！
伊藤
トレーニングルームもコートのすぐ隣にあることでやっぱりトレンド的にもいいといわれている。ＡＴルームも最高で怪我をした選手が練習を見ながらリハビリができる環境はいい。クラブハウスって、練習しやすい環境というのは当たり前なんですけど、やっぱり優秀なＡＴや優秀なコーチがここでやりたい！と思ってもらうことも大事！
田河
環境って、選手が移籍の際にどのクラブを選ぶか大事なポイントになりますか？
伊藤
すごく大事なポイントだと思います！ここに来て自分が成長できると思えることが大事なので、まさしくここにきたら、選手はそう感じると思います。
田河
他にもおもしろい作りになっていて、練習風景が見える仕様になっているんですよね。子供たち世代にもすごく刺激になる仕掛けだと思いますね。
伊藤
少し、エンターテインメントな話に戻ると「何曜日と何曜日は選手の練習が見れるようにします」とかにするとすごくいいと思います。
岩下
毎週何曜日の何時に見れるとかを決めてもいいかもね！
田河
いいですね！理想的なのは、長崎の子供たちがここで日々プロのプレーを肌で感じてコートに入ったら、さっきのアリーナでプレーが見れて、将来自分もここでプロ選手でプレーしたい！という気持ちが出て実際にプロを輩出することができると、長崎としてもいい循環ができるんじゃないかなと思いますね。
岩下
仮にここで何年後にスター選手が練習してたらこの空間の価値はめちゃくちゃ上がるよね！すごい贅沢な空間になるね！目指すはそういうことだよね！
伊藤
そう考えたら、椅子とかおいてもいいのかもですね！
田河

外でホットドッグやクラフトビールなどを購入して練習見るのも面白いですね！

話が尽きませんが、そろそろ時間なのです（笑）
岩下
あっという間やね～
伊藤
話し足りない！もう、ずっと話せますね！（笑）アリーナもクラブハウスも待ち遠しいです。早くみなさんに最高の環境を味わってほしいですね！